ビールのカンには好きなデザインがたくさんあります。
（もちろんイマイチ、と思うものもありますが…）

その中でも最近お気に入りの3銘柄をご紹介しつつ「おいしそうなデザイン」のワケを考えてみたいと思います。

1.サントリー「モルツ」


このパッケージ大好き！
この商品が「おいしそうなワケ」は、まず色にあるのではないでしょうか。
この写真じゃわかりづらいかもしれませんが、乳白色の地に濃いブラウンで構成されています。
この乳白色がポイントで、なめらかな泡を表現しているそうです。

「泡が好き！」

そういう人にはたまらない表現です。


そのほかにはシンプルな構成で混じりっ気のない、クリアな味も表現できているのではないでしょうか。



2.アサヒ「ジャパンゴールド」


「ロンドンオリンピック日本代表応援用の期間限定新ジャンル」
ということで、もう醸造、発売は終わってしまっていると思います…。

しかしこれまたすばらしい！

装い通りの味に拍手といった感じです。
金と赤の華やかなパッケージに負けない華やかな味わいでした。
縮緬や金箔のようなビジュアルも取り入れてあり、日本人の心をくすぐります。

「オリンピック応援用」ということで金なのは納得ですね。


3.キリン「麦のごちそう」


…おいしそう
最近、というよりビールのパッケージには珍しい手描き感。

とてもツボですね。

「ごちそう」の文字のごちそう感。
（何言ってるかあんまり分かんないですよね）

背景イラストの温かみ。

それらをまとめる背景の色。

うーん、良い！
飲み方は人それぞれですが、このデザインは飲むときも楽に飲めそうですね。


そしてそして、またすばらしいのがキャッチコピー。


食卓にごちそうをもうひとつ。


ここまでスマートかつやわらかく飲み方の提案ができるのはすごい。
全然いやな感じがしないです。



3つの大好きなデザインを紹介させて頂きました。

ビールに限らず食品などを
この味はこんな風にデザインとして表に出されているんだなぁ
と見ると楽しいかもしれません。

これからもいろんないいものを見て、感じて、ここに書いていけたらいいなと思います。